外界からの有害物質の侵入を皮膚で防ぎながら生きています

人間は、外界からの有害物質の侵入を皮膚で防ぎながら生きています。細菌、ウィルス、紫外線、化学物質などから、体を守ってくれているのが皮膚です。

また、人間の体の70％は水分でできています。この水分の蒸発を防いでくれているのも皮膚です。全体の50％をやけどしてしまうと、生命の危険が起きることからもわかるように、皮膚は私たち人間にとって、とても大事な器官です。

表皮とは

厚さわずか0.2mmの肌の一番表面にある部分です。この厚さでありながら、さらに４つの層に分かれ、肌の内部だけでなく、体全体を外部の刺激から守ってくれています。一度は聞いたことがあるターンオーバーも、この表皮で行われています。

真皮とは

表皮の下にある、これも厚さ2mmと非常に薄いものです。最近よく耳にするコラーゲンやヒアルロン酸は、真皮の成分のひとつで、肌に弾力を与えています。真皮はターンオーバーをしていないので、真皮まで傷やシミが及ぶと、基本的にそれを消すことはできません。
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